製糸場 色鮮やかに 富岡 絵手紙８６０点を紹介
- 掲載日
- 2013/10/26
富岡製糸場などを描いた絵手紙が並ぶ合同展
絵手紙サークル昌の会（近藤昌子代表）は29日まで、富岡市のまちなか観光物産館「お富ちゃん家（ち）」で合同展を開いている。富岡製糸場を描いた作品を中心に約８６０点が展示されており、訪れた人は鮮やかな色彩と心のこもったメッセージに見入っている。
製糸場を描いた縦１・８メートル、横３・６メートルの大作や、富岡一ノ宮小児童によるかわいらしい絵手紙、昭和30年代に製糸場で働いていた女性がしたためた手紙などを展示。富山県の団体から届いた方言絵手紙もある。
同会は、近藤さんが指導する富岡、渋川、高崎各市の14教室の生徒約１２０人で構成。同展は製糸場を守ってきた片倉工業に感謝の絵手紙を贈ったことをきっかけに始まり、ことしで８回目を迎えた。
27日は午後１時から紙芝居、午後２時から絵手紙体験を行う。問い合わせはお富ちゃん家（電話 ０２７４・６２・５４３９）へ。
