魅惑の絹遺産群 県が写真集発売
- 掲載日
- 2013/10/27
「富岡製糸場と絹産業遺産群」の魅力を紹介する写真集
県は世界文化遺産登録を目指す「富岡製糸場と絹産業遺産群」の魅力を紹介する写真集を発行した。
Ａ４判、24ページ。写真家や県内自治体の職員が撮影した42点を掲載した。表紙は木骨れんが造りの富岡製糸場東繭倉庫の写真で、西繭倉庫前で２０１１年９月に行われたコンサートの写真を見開きで使った。「製糸場の活用事例として企画当初から入れようと考えていた」（県世界遺産推進課）という。裏表紙には製糸場の煙突を細長くレイアウトした。
近代養蚕家屋の原型となった田島弥平旧宅（伊勢崎市）は換気用の越屋根内部を１ページ全面に印刷した。冷気が吹き出す荒船風穴（下仁田町）や、雪景色の高山社跡（藤岡市）も載せている。
同課は「遺産群を何度も見ている職員がぜひ紹介したいという思いが詰まった写真集」とＰＲする。
富岡製糸場の売店や県内書店などで２５０円で販売している。
