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「富岡製糸場と絹産業遺産群」Web

絵手紙かるた 商品化 「富岡の 誇りと宝 製糸場」 12月発売 絹遺産の歴史、価値紹介

「富岡製糸場絵手紙かるた」の校正作業を進める愛する会と昌の会のメンバー
「富岡製糸場絵手紙かるた」の校正作業を進める愛する会と昌の会のメンバー

世界文化遺産登録を目指す旧官営富岡製糸場に親しんでもらおうと、NPO法人富岡製糸場を愛する会(高橋伸二理事長)と絵手紙サークル「昌(しょう)の会」(近藤昌子代表)が、「富岡製糸場絵手紙かるた」の製作を進めている。本県の絹遺産の歴史や産業的価値を学ぶことができる読み札と美しい絵札がそろい、高橋理事長は「教材として使え、世界遺産土産にもなる」と出来栄えに自信をみせる。12月発売予定で、初版は約3000部を作製する。

絵手紙かるたの製作会議は1月から始まった。昌の会が以前に数量限定で作った製糸場の絵手紙かるたを参考に、愛する会が編集著作を担当して商品化する。

「赤れんが 日本の夜明け あざやかに」「富岡の 誇りと宝 製糸場」―。建物、歴史、人物をテーマに、富岡製糸場と絹産業遺産群の価値を「あ」から「わ」までの44枚にまとめた。読み札、絵札、裏面の解説は富岡製糸場総合研究センターの今井幹夫所長が監修した。

絵札は、読み札に合わせて「昌の会」の会員が描いた。手描きの味わいを大切にする絵手紙は「下手でいい、下手がいい」とも言われるが、描き手は今回ばかりは色彩や立体感など細部に気を使い、完成までに何十枚も描いた人もいたという。

近藤代表は「いつもの花や野菜と違い、特に人物を担当した人は苦労した。全員の頑張りがあって美しい絵札ができた」と話した。

17日には市内の印刷会社に関係者が集まり、札の最終校正、かるたを入れる箱絵と箱書きのチェックをした。

絵手紙かるたは製糸場や市内書店などで12月から販売予定。富岡甘楽地域の学校、公共機関などには無償配布する。

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