れんが駅舎 1月完成 富岡駅現場見学
- 掲載日
- 2013/10/30
鉄骨れんが積み造の仕組みが説明された駅舎工事の見学会
駅舎の建て替え工事が進む上信電鉄上州富岡駅や周辺整備を市民の視点で考える「上州富岡駅まち会議」が、富岡市役所で開かれた。委員や市職員が工事現場を見学したほか、駅舎と駅前広場が来年1月末に完成予定であることが報告された。
新駅舎は、鉄骨柱を覆うようにベージュ色のれんがを積む「鉄骨れんが積み造」という構造で、れんがは富岡製糸場のフランス積みを基本に同駅舎特有の積み方をする。現場見学では、設計担当者がれんが積みの工法や耐震性を解説した。
会議では、市側が駅舎と広場整備の進捗(しんちょく)状況を報告。駅舎に整備する交流スペースやインフォメーションは、市民有志によるまちづくりワークショップ、まちなかボランティアガイドなどの活動拠点とすることも踏まえ、利活用を検討することを確認した。
駅前を双方向通行とする市道整備、駅前の別の広場も本年度中の完成を見込んでいる。