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西繭倉庫の活用提案 学生が製糸場調査 富岡

アイデアを発表する学生
アイデアを発表する学生

旧官営富岡製糸場の活用方法を若者に考えてもらうセミナーとワークショップが2日間、富岡市の同製糸場で開かれた。学生11人が、現在非公開の西繭倉庫を今後公開し活用するための具体的なアイデアを発表した。

県内外で文化財保護や建築を学ぶ大学生と大学院生が参加。3グループに分かれ、同倉庫で寸法を測ったり、構造の特徴を確かめた。その後、平面図や立体模型を作りながら活用案を話し合った。

発表では倉庫の広さや窓の多さを生かし、明治時代に関する資料館や上映施設などとする提案が飛び出した。

世界遺産の保存と活用に関心が強いという筑波大大学院の菅沢由希さん(23)は「世界遺産を目指す建物を使って実技を学べ、貴重な機会だった。いつか自分の研究で富岡に貢献したい」と目を輝かせていた。

セミナーとワークショップは、若い研究者や学生に製糸場への理解を促し、調査研究に生かしてもらおうと市と市教委が毎年開いている。

期間中は製糸場総合研究センターの今井幹夫所長、東京大大学院の鈴木淳教授、文化庁文化財部の西岡聡・文化財調査官の講演もあった。

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