製糸場1合で1円応援 富岡の酒類小売3団体
- 掲載日
- 2013/11/01
岡野市長(左)に寄付目録を手渡した酒類小売業の関係者
富岡製糸場の世界遺産登録を応援しようと、富岡市の酒類小売業3団体は、製糸場にちなんだ日本酒「赤れんが姫」と「富岡製糸場」(1日発売)について、販売量1合当たり1円を富岡市に寄付することを決めた。
3団体は富岡甘楽地域の小売店でつくる富岡酒小売商組合、富岡小売酒販組合、両銘柄を醸造する聖徳銘醸(甘楽町白倉)。
「富岡製糸場」(720ミリリットル、1302円)は口当たりの柔らかな特別純米酒。「赤れんが姫」は純米吟醸酒(300ミリリットル、441円)、吟醸(720ミリリットル、1500円)、特別本醸造(同、千円)。寄付は10月1日から1年間の販売分を対象とし、製糸場の維持管理に役立ててもらう。
3団体の代表は31日、富岡製糸場を訪れ、岡野光利市長に寄付の概要を示した目録を贈った。酒小売商組合の佐々木市雄組合長は「市民や観光客、飲食店などにもPRして製糸場を支援したい」と話した。