製糸場伝道師養成する講座 受講者を募集
- 掲載日
- 2013/11/04
県と富岡製糸場世界遺産伝道師協会は、12月5~7日に開く第13回伝道師養成講座の受講者を募集している。
受講条件は講座修了後、同協会に入会し、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産登録に向け、その価値を正しく伝える普及、啓発のボランティア活動に現会員262人と携わること。
初日は県庁で遺産群の概要や世界遺産、蚕糸業、伝道師の心得などを県職員らから幅広く学ぶ。6日は高崎駅に集合し、バスで同遺産群の構成4資産のうち富岡製糸場、高山社跡、田島弥平旧宅を巡る。
7日は県庁でパネル解説や繭クラフト、座繰り体験など伝道活動を実習するほか、県内の近代和風建築や文化財保存に詳しい県文化財保護審議会委員の村田敬一さん、恵泉女子学園大講師の山内奈美子さんが講義する。
定員40人。受講料5千円(現地研修のバス代、昼食費など)。希望者は往復はがきに住所、氏名、電話番号、勤務先、性別、年齢を明記し、今月20日までに県世界遺産推進課(〒371―8570 前橋市大手町1の1の1)へ申し込む。応募多数の場合抽選。
問い合わせは平日に同課(電話 027・226・2326)へ。