一足早く世界登録 製糸場モザイクアートでギネス記録
- 掲載日
- 2013/11/05
富岡製糸場をモチーフに世界最大のモザイクアートを完成させ、歓声を上げる関係者=富岡実業高
富岡製糸場の世界文化遺産登録を応援するモザイクアート制作が4日、富岡市の富岡実業高で行われた。グリーティングカードを8085枚敷き詰めた作品が「グリーティングカードを使った世界一大きなモザイクアート」としてギネス世界記録に認定された。
富岡実、富岡、富岡東の3校の生徒ら100人が午前10時半に12色のカードを台紙に貼り付ける作業を開始。6時間かけて製糸場の東繭倉庫と市マスコット「お富ちゃん」をモチーフにした作品を完成させた。
ことし1月に台湾で記録された101・4平方メートルを8・6平方メートル上回る大きさで、公式認定員が「コングラチュレーション(認定おめでとう)」と審査結果を発表した。
地元高校生を中心に富岡青年会議所や県、市が実行委員会を組織し、昨年11月から準備していた。カードには市民が世界遺産登録に向けたメッセージを書き込んだ。