コラボ釜めしで遺産登録後押し 県 荻野屋に販売委託
- 掲載日
- 2013/11/09
県は８日、来年６月の世界文化遺産登録を目指している「富岡製糸場と絹産業遺産群」を全国にＰＲするコラボレーション商品の発売委託先を、荻野屋（安中市松井田町横川、高見沢志和社長）に決めたと発表した。
登録応援のレッテル（掛紙）をつけた「峠の釜めし」（千円）を来年７月まで販売する計画で、本年度中に１１８万２千個の販売を予定している。デザインを近く決定し、早ければ今月下旬から応援レッテルに切り替える。
県世界遺産推進課は、釜めしが東京駅など各駅やドライブイン、駅弁大会、物産展などで販売されていることを評価。「全国で知られ、費用対効果や販売計画を考慮した」としている。
県は９～10月、コラボ商品の企画提案を募集。デザイン代などコラボに関係する初期費用を１００万円まで補助する。
