絹遺産 大阪で手応え 全国巡回展第4弾
- 掲載日
- 2013/11/16
来場者に絹遺産や養蚕を説明する伝道師協会員ら
来年6月の世界文化遺産登録を目指している「富岡製糸場と絹産業遺産群」の魅力や価値を紹介する全国巡回展(県主催)の第4弾が15~17日、JR大阪駅南ゲート広場で開かれている。
遺産群を構成する富岡製糸場など4資産の模型や写真、パネルを展示。ボランティアの富岡製糸場世界遺産伝道師協会メンバーが、養蚕も含めて遺産群の価値を来場者に分かりやすく説明 している。同会の町田睦さん(74)は「富岡製糸場を繰り返しPRすることが 大事だ。だんだんと手応 えを感じている」と話した。
初日は「ぐんま工女隊」の堤麻莉菜さん(22)も駆け付け、富岡製糸場の工女姿で絹遺産群のパンフレットを配り世界遺産登録の応援を呼び掛けた。
全国巡回展は世界遺産の平泉(岩手)を皮切りに10月スタート。今後は29日~12月1日に名古屋、来年3月に世界遺産の古都京都で予定している。