製糸場と横須賀つながり紹介 富岡で企画展、ブリュナ館開放
- 掲載日
- 2013/11/16
設立初期に導入された欧米製の鍛冶道具
富岡製糸場の建築に焦点を当てた資料展「木骨煉瓦造建築の源流を探る―フランスから横須賀へ、そして富岡へ―」が15日、富岡市の富岡製糸場ブリュナ館で始まった。製糸場の建物のモデルとされた横須賀製鉄所との関係を中心に、官営期の写真や図面、建築資材など20点を展示している。12月15日まで。
通常は内部非公開のブリュナ館を特別に開放。製糸場敷地内で出土した「ヨコスカ造船所(旧横須賀製鉄所)」刻印入りれんが、ブリュナ直筆の横須賀製鉄所首長ヴェルニー宛ての手紙、欧米製の鍛冶道具を初公開している。
資料展は無料(富岡製糸場は入場料が必要)。問い合わせは同製糸場(電話 0274・64・0005)へ。