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新名物で高山社PR 桑の実使いティラミス、タルト… 藤岡北高生が開発

開発した菓子を売る生徒
開発した菓子を売る生徒

世界文化遺産登録を目指す高山社跡(藤岡市高山)のPRのため、藤岡北高の生徒が開発を進めていた桑の実を使った菓子が23日、同市中心部の会遊亭で売られた。大勢の市民が列をつくって買い求め、新名物誕生を喜んだ。

桑の実ティラミスと桑の実タルトは、生物生産科フードビジネスコース3年の男子4人組が、1年ほどかけて開発した。試行錯誤を重ね、紫色や酸味といった桑の実らしさを強調した自信作という。

「藤北SWEETS祭」と銘打ち、他のグループが開発したメロンパンや米粉パンなどと合わせて550個ほど売ると、あっという間に完売。リーダーの境野翔太君(18)は「大勢来てくれてうれしかった。地域活性化に役立てたら」と話していた。

今後も、市内の菓子店が同じレシピを使って商品化し、期間限定で販売する予定。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)