新名物で高山社PR 桑の実使いティラミス、タルト… 藤岡北高生が開発
- 掲載日
- 2013/11/26
開発した菓子を売る生徒
世界文化遺産登録を目指す高山社跡(藤岡市高山)のPRのため、藤岡北高の生徒が開発を進めていた桑の実を使った菓子が23日、同市中心部の会遊亭で売られた。大勢の市民が列をつくって買い求め、新名物誕生を喜んだ。
桑の実ティラミスと桑の実タルトは、生物生産科フードビジネスコース3年の男子4人組が、1年ほどかけて開発した。試行錯誤を重ね、紫色や酸味といった桑の実らしさを強調した自信作という。
「藤北SWEETS祭」と銘打ち、他のグループが開発したメロンパンや米粉パンなどと合わせて550個ほど売ると、あっという間に完売。リーダーの境野翔太君(18)は「大勢来てくれてうれしかった。地域活性化に役立てたら」と話していた。
今後も、市内の菓子店が同じレシピを使って商品化し、期間限定で販売する予定。