製糸場活用・PR企画26案 若い感性で登録後押し 富岡東中生
- 掲載日
- 2013/12/14
世界文化遺産登録を目指す旧官営富岡製糸場が校区内にある富岡東中(小林肇校長)で12日、2年生98人が総合学習「世界遺産応援隊」の発表会を開いた。若々しい感性で練り上げた製糸場を活用・PRできる地域活動やイベント、新商品の企画26案を発表した。
生徒は1年生の時に製糸場の概要と価値を学習。ことしは富岡青年会議所の活動を取材するなど製糸場を内外で支え応援する人や団体について調べた。
発表は4人ごとの班に分かれ、取材結果を参考にしながら考えた製糸場に関連づけた菓子やCM作り、ゆるキャラを駆使する案など思い思いの企画を説明した。
客層や協力団体まで想定した発表に対し、同会議所や住民10人も興味深そうに耳を傾け、「別の案と合体したらどうか」「企画を立ち上げた後も、人任せにせず自分たちで続けてほしい」などと助言していた。
発表は、製糸場を核とした地域づくりを学ぼうと同校が本年度始めた「ふるさと学習」の一環。3年次は、将来のまちづくりにどう貢献できるかを考える。