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世界遺産「いいね!」 県内15人応援団体 活動第1弾でCM撮影 富岡製糸場と絹産業遺産群

富岡製糸場で行われたCMの動画撮影
富岡製糸場で行われたCMの動画撮影

若い世代も世界遺産に「いいね!」―。市民活動やアートに関わる県内の20~30代の15人が、富岡製糸場と絹産業遺産群の世界文化遺産登録を応援する団体「まゆときいと」を立ち上げ、同世代への情報発信に乗り出した。28日にはプロジェクトの第1弾として、富岡製糸場などで、絹産業の歴史を紹介するCMを撮影。代表の1人で市民グループ「ACEぐんま」代表の久保田裕一さん(28)=桐生市新里町=は「フェイスブックでサポーターを増やし、若者にも応援の輪を広げたい」と意気込む。

まゆときいとは8月、若者に絹遺産への関心を高めてもらおうと、久保田さんと富岡市観光課の大塚友広さん(30)、ぐんまを元気にする会(前橋市)事務局長の森俊祐さん(31)の3人を中心に結成した。

映像や音楽に関わるクリエーターや養蚕研究者ら12人も参加し、養蚕農家を支援するシルク製品の提案や応援ソングの制作など五つのプロジェクトに取り組んでいる。

CM撮影もこの一つで、地元の魅力をCMで伝えるプロジェクト「JIMOT CM COMPETITION」(沖縄国際映画祭実行委員会主催)に応募する。今回は食文化がテーマで、全国から選ばれた87チームが参加。まゆときいとは群馬の絹産業に関わりのある「ひもかわうどん」を取り上げた。

28日は、お笑いコンビのアンカンミンカンが富岡製糸場や前橋市の臨江閣、桐生市の織物工場を巡り、ひもかわうどんを食べながら、養蚕や座繰りなどの絹産業をコント風の掛け合いでPR。その様子を久保田さんらが撮影した。

応募作品は来年2~3月にインターネット投票と審査が行われ、選ばれた候補が3月の映画祭で最終審査される。グランプリには賞金のほか、CMが地上波で放映される特典がある。

久保田さんは昨年もわたらせ渓谷鉄道を題材にCMを制作し、最終候補の5作に残った。「グランプリを取って、世界遺産の登録に弾みを付けたい。若い人に養蚕の魅力を伝え、産業として残す手助けになれば」と力を込めた。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)