CMで富岡売り出せ 製糸場や街 大学生12作 動画サイト来月、公開
- 掲載日
- 2013/12/31
学生が制作した富岡市のCM発表会
富岡製糸場の世界遺産登録を控える富岡市を舞台にした、学生によるCM制作ワークショップ「メディアキャンプin群馬」の作品発表会が29日、同市の観光物産館「お富ちゃん家(ち)」で開かれた。製糸場の歴史、商店街の人たちの温かさなどを30秒間にまとめたCM12作品が披露された。
高崎経済大や群馬大などの学生でつくる実行委が主催。県内の大学生を中心に34人が参加し、6班に分かれて26日から3泊4日の日程で市内で撮影や編集をした。
富岡製糸場や商店街、食などに着目した課題作品と自由作品を2本ずつ制作。撮影した映像に音声がほとんど入って いないトラブルに見舞われながら、構成変 更で乗り切ったグループもあ った。
発表会には地元住民も来場し、上映作品に拍手を送った。映像メディアの専門家らによる審査と来場者投票も行われた。
全12作品は動画サイト「ユーチューブ」で1月中に公開するほか、東京・銀座のぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん家(ち)」でも上映する。最優秀作品は群馬テレビで放映される。